休憩部

ジン、ばらの町 福山市に出没。

2021.5.21

こんにちはユニバーサルトラベルビューローJIN(ジン)こと休憩部顧問のジン・ギスカンです。
契約で5/20より広島県は福山市に行ってきました。
愛知県、広島県とダブル緊急事態宣言下ではありましたが、契約ともなればオンラインでは難しいのでリアルとなりました。
無事に契約成立し新たにここ福山市にて事業展開してまいります。

本日、駅の北口すぐに福山城があり、いつもは新幹線の通過時に眺めるだけでしたが、帰り少し時間があるので歩いてみた。

やはり運動不足は堪え城内の階段などはさすがにキツかった。

福山城・折角なので少し解説しよう。

福山城は徳川家康の従兄弟であった水野勝成が毛利氏など西日本の有力外様大名に対する鎮衛として築いた城で1622年、一国一城令が徹底されていたこの時期としては異例の築城で大規模な新規築城としては近世城郭でもっとも新しい城です。

現存する建造物としては伏見櫓と筋鉄御門があり、このうち伏見櫓は福山城の築城時に伏見城から移築されたもので現存の櫓では最古の建築だそうだ。
天守閣は来年2022年に迎える築城400年記念として、全国唯一といわれる「福山城の天守北側 鉄板張り」を復元させる工事が行われています。
来年が楽しみだ。
#福山城 #築城400年 #水野勝成 #福山市 #広島県
▲左側が鏡櫓で復元 右側が本瓦の伏見櫓で水野勝成が伏見城から移築したもの。

▲2022年完成予定

▲水野勝成像 三河刈谷藩主でもある。藩主の息子に生まれながら腕一本を頼りに諸国を放浪し戦いに明け暮れ徳川家康の側近となっても先頭で戦い続けた型破りの武将。カッコイイ

尾道まで寄り道して尾道ラーメンを喰らおうかと思ったが

福山にもいっぱい尾道ラーメンのお店あるけど、やっぱり駅弁になった。

車窓を眺めながらの駅弁は旅の基本だと勝手に定義付けている。
うちのツアーで駅弁持ち込みが多いのはそのせいかも。
あいにく駅改札内のコンビニ、売店では緊急事態宣言中のアルコールの販売は一切していない。
外で買い持ち込んで飲むのも少々気がひけるけど。
ちなみに山陽新幹線は博多〜新大阪間の車内販売も行っていない(持ち込み制限はない)
さて、この福山ばら寿司箱を開けるとパーーっと薔薇の香りが広がり彩豊かで食欲をそそる。

▲味付けの小鯛に、名物の穴子、菜の花、いくら、たまご、酢蓮根、椎茸
ビールがあったらサイコーなのに…
あと、福山で忘れてはいけないのが、薔薇の町であることだ。
戦後、市内の御門町南公園の再建復興が進められ町は徐々に一新していきたのですが、市民の心はなかなか混迷を抜け出せないでいたそうです。

そんなとき、御門町南公園(現在のばら公園)付近の住民が戦災で荒廃した街に潤いを与え、人々の心に和らぎを取り戻そうと、1956年(昭和31年)の春、その公園にばらの苗木約1,000本を植え、住民が熱心にばらの世話を続けやがて真っ赤な花を咲かせ、それがキッカケとなり町に明るさと希望を取り戻すキッカケになった素敵なエピソードがありその後産業化していきました。

今福山市はばらを通じて“思いやり・優しさ・助け合いの心”を表す「ローズマインド」をはぐくんでいこうという想いがありようです。

ありがとう福山、お世話になりました。
ジン、名古屋の休憩部に戻ります。
JIN、こっちの方がいいかな。

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