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2021.8.30
皆様、こんにちは「テ・バサキ」です。
今回は、福岡県にある「櫻井神宮」と「伊勢神宮」との繋がりについて、
ご紹介したいと思います。
まずは、櫻井神社についてご紹介しますが、、、、
場所は、福岡市の中心部から西へ車で約40分ほどの、福岡県で近年話題となっているエリアである糸島市にあります。ここは福岡市中心部から近く、綺麗な海があり、サーファーが多く集まり、おしゃれなカフェなども出来て来ていて人気のエリアとなっています。
▲糸島
余談ですが、、、、、この近くには、博多ラーメン一蘭の「一蘭の森」があり、
工場見学なども楽しめる場所もあります。
▲一蘭の森
さて、櫻井神社に戻りますが、ここは、櫻井神社と櫻井大神宮があり、
黒田忠之公が寛永二年(1625)に伊勢神宮の祀官橋本氏により、伊勢神宮の内宮・外宮の両宮のご分霊を奉じさせ、ご鎮座頂いたことがご創祀である、と言われているようです。
黒田家というのは、黒田官兵衛でおなじみの黒田家であり、黒田藩ゆかりの神宮、ということになります。
伊勢神宮のご分霊が祀られている、ということはある意味伊勢神宮と同じ神様が祀られている、ということで九州の伊勢神宮といっても過言ではないような場所であるとも言えるのが、この櫻井大神宮、ということになります。
▲櫻井大神宮
そして、伊勢神宮との関係性を表すものとして、前回の2014年の伊勢神宮の式年遷宮後に、伊勢神宮で使われなくなった鳥居をわざわざこの櫻井大神宮に運ばれて設置されているのです。伊勢神宮の式年遷宮というのは、伊勢神宮で1300年に渡って繰り返されてきているもので、20年に一度社殿を作り替えるという神様の20年に一度のお引越しのことです。
その時まで伊勢神宮で使われていた鳥居が以下の画像です。
▲平成25年の式年遷宮時に伊勢神宮から運ばれた鳥居
また、もう一つ特徴的なのが、夫婦岩です。
▲福岡 桜井二見ヶ浦の夫婦岩
▲伊勢 二見浦の夫婦岩
福岡は鳥居があるのが特徴的ですが、夫婦岩はほぼ同じような形ですね。
また、夏至の日には、伊勢の二見浦は岩の間から日が昇る、ことで有名な場所ですが、
福岡の二見ヶ浦は、夏至の日に岩の間に日が沈む、という神がかった夫婦岩なのです。
ということで、いかがでしたでしょうか?
今はまだ難しいかも知れませんが、もう少ししましたら是非訪れてみてはいかがでしょうか?
今回はこの辺で終わります。