休憩部

第14回 福岡県 新たな観光地のご紹介 (①筑前玄海エリア)

2022.12.1

皆様、こんにちは「テ・バサキ」です。

いよいよ今年もあと1か月ほどとなり、例年ではそろそろコートやダウンで防寒対策が必要となるような時期ですが、私の住んでいる福岡では数日前にはなんとまさかの25℃超えの夏日、ちょっと驚きの気候ですが、全国旅行支援を利用されてお出かけされている方も多くいらっしゃると思いますので、旅行には最適の気候かと思います。但し、さすがにそろそろ寒くなると思いますので、しっかり寒さ対策、コロナ対策、インフル対策をしていきたいところですね。

その全国旅行支援も一旦は12月27日まで円著となり、年明けも継続して行われる方向となり、またコロナの治療薬が承認となりましたので、残念ながらコロナはなくなることはないでしょうが、インフルエンザと同じように仮に感染しても重症化せずに治せる病となりつつありますので、長かったですが、ようやく出口が見えてきたような感じがしております。

さて、前置きが長くなりましたが、今回から6回シリーズで、福岡のまだほとんど知られていないけど魅力のある観光スポットを、エリアごとに紹介していこうと思います。

第1回の今回は、福岡県の一番北にある「筑前玄海エリア」です。
この筑前玄海エリアは、福岡市と北九州市の中間に位置し交通の便の良いエリアです。
日本屈指の漁場である玄界灘が育んだイカが有名な場所でもあります。イカといえば、佐賀県の「呼子(よぶこ)」じゃない、と言われる方も多いと思いますが、ここ玄海もイカの水揚げの多い地域です。現在このエリアでは、イカにスポットを当てて地域ブランド化に取り組んでいます。

昼食のおすすめは、「磯太郎」お昼のランチです。


イカ丼を中心にサラダ、小鉢、天ぷら、茶わん蒸し、デザートも付いています。
余談ですが、、、ここは元AKB48のメンバーだった大家志津香さんの実家です。

次に観光スポットですが、このエリアでは外せない「宮地嶽神社(みやじだけじんじゃ)」になります。
創建は約1700年前。全国にある宮地嶽神社の総本山です。
年2回、「光の路」と呼ばれる境内石段から玄界灘までまっすぐ伸びる参道の延長線上に夕日が沈むことで知られています。そしてこれが全国的に有名になったのは、某航空会社の嵐出演のCMです。

また、ここには3つの日本一があり、一つ目は、「大注連縄(おおしめなわ)」です。


大注連縄といえば、出雲大社が日本一では、という方もいるかもしれないですが、今のところはここ宮地嶽神社が日本一、ということになっているようです。

2つ目の日本一は、「大太鼓」です。


直径2.2mで、すべて日本国内で調達した材料で作られたものとしては日本一のサイズのようです。


重さ450kgの銅でできた大鈴です。

続いての観光スポットは、「かがみの海」です。
福岡県福津市には福間海岸、宮地浜、津屋崎海岸と約3kmに渡る遠浅の海岸があります。
この海岸では干潮時に砂浜が鏡のように空を反射して神秘的な光景があらわれます。
福岡の「ウユニ塩湖」とも呼ばれています。


上の写真のように写すのには条件や撮り方がありますので、なかなか難しいですが、「大潮×干潮×無風」がベストタイミングで、大きく潮が引いている時が良く、無風だとさらに「かがみ」度が増します。夕暮れ時と干潮時が重なると、夕陽が砂浜に映えてドラマチックに、日中に干潮時が重なると青空や雲が映えてポップな「かがみの海」になりやすいなど、季節や時間帯で多彩なバリエーションが生まれます。 天候や時間帯でも見え方が変わるので、WEB上で、予想カレンダーを検索して参考にして頂ければと思います。

続いての観光スポットは、「津屋崎千軒(つやざきせんげん)」です。
津屋崎は、江戸時代から昭和初期頃まで行われていた塩田の積出港として大いに栄え、その賑わいぶりは、家が千軒もひしめくようで、津屋崎千軒と呼ばれました。しかし残念ながら、江戸時代からの度重なる大火で、まちが何度も消失しましたが、現在も数軒が当時の面影を残しています。地域のシンボル的存在が「津屋崎千軒民俗館 藍の家」で、明治34年建築の染物屋の建物をギャラリーなどとして利用しています。今から20年ほど前に解体の話が持ち上がったのですが、地域の人々の熱心な保存活動に心打たれた持ち主の方のご厚意で、市が無償で譲り受けたものです。この界隈には老舗の商店もあります。 創業140年の酒蔵、薬局、うに店などがあり、いずれも歴史ある建物が現役で活躍しています。

この江戸時代からの古風な趣のある町並みを、ゆっくりと散策するのも風情があって楽しいと思います。

最後に、おまけですが、このエリアには福岡の有名なお菓子が格安で買える場所があります。
意外と知られていないのですが、『博多ぶらぶら』が有名な『博多菓匠左衛門』、『筑紫もち』で有名な『如水庵』、など規格外の商品がいわゆるアウトレット価格で買えるスポットになっています。
お得に購入できますので、たくさん買われる方は是非お勧めです。

以上、今回は、筑前玄海エリアをご紹介しました。
次回も第二弾として、福岡のまだあまり知られていない観光スポットを紹介していきたいと思っております。ご期待ください。

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