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2023.4.20
皆さん、こんにちは!厚切りベーコンです。
久々の登場となり恐縮です。
4月も後半に入り、新入生や新社会人の方はそろそろ新しい環境にも慣れてきた頃でしょうか。私も初心を忘れず、日々精進していきたいと思います。
今回は2月に添乗業務の際に利用した「新日本海フェリー」についてご紹介します。
新日本海フェリーは、日本海側を航行する長距離フェリーで、舞鶴・敦賀から新潟・秋田と北海道の小樽・苫小牧を結ぶ航路を運行しています。
私が乗船した航路は、新潟(12:00出港)~小樽(翌4:30到着)までの直行便航路で約16時間の航海です。
この航路は「らべんだあ・あざれあ」という名前のフェリーで2隻が交互運行しています。
ちなみに私が乗船した船名は「あざれあ」。
この「あざれあ」の名前はツツジ科の花の名前で、別名西洋ツツジとも呼ばれています。
アザレアの花は新潟県が国内生産量日本一となっており、この航路の船名になっているのも納得ですね!
では、船舶と客室、船内のご紹介していきます。
旅客定員は600名、全長は197.5mでトラック150台・乗用車22台を同時に積載できます。
また、この航路の「らんべんだあ・あざれあ」は2017年にデビューした最新の船舶となっています。
船内に入ると広いエントランスがあり、3層の吹き抜けロビーが出迎えてくれます。
旅客デッキは3層(4階~6階)。客室は6階がデラックスやスイート、4~5階がデラックスとステートなどの個室とツーリストの相部屋があります。
今回のツアーはステートとツーリストの2種類でご案内。
ステートA(ツイン個室)
ツーリスト(相部屋)
お人様1ベッド。下段と上段が互い違いの入り口になっておりプライベート空間もしっかり確保されています。
船内のパブリックスペースの営業時間。長時間の航海になるため、お土産や軽食・日用品を販売するショップは複数回に分けての営業になります。
乗船の記念に!
船内のパブリックスペースには、椅子なども多く相部屋の人でも休憩する場所には困りません。
ショップには、お土産品の他、フェリーオリジナルグッズも多く売られています。
船内には無料の貴重品ロッカーとコインロッカーもあります。相部屋の人は貴重品管理に利用できます。
食事のメイン会場はレストラン「白樺」です。この航路は新潟を正午に出港し、早朝に小樽に到着するので、出発日の昼食と夕食の営業があります。乗船券とは別に食事専用の金券2500円分が発行されます。2食分ですので上手に活用してください(不足分は現金等で清算も可能です)。注文は各テーブルに設置のタッチパネルを使用しスムーズに提供されます。水平線を眺めながら優雅にお食事をお楽しみいただけます。
大浴場は6階にあります。大浴場の湯船は2つあり、サウナも完備されています。
またフェリーでは珍しい露天風呂も完備!
真冬の日本海の海上での露天風呂も格別でしたが強風が吹き荒れ極寒でした。
新潟発航路は出港後から22:00までの利用となり、翌朝は入れません。暗くなる前の明るいうちご利用されると雄大な海と空の眺めをお楽しみいただけます。
以上が新日本海フェリー「あざれあ」のご紹介となります。
真冬の日本海は大荒れのイメージが強いですが、思いのほか揺れも気にならず熟睡できましたね。
飛行機や新幹線の旅もいいですが、たまには時間を忘れてのんびり船旅をするのも素敵な思い出になると実感しました。