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2021.5.7
この度、ホームページのリニューアルに合わせスタッフブログを投稿する「休憩部」を発足しました!
私はジンこと、ジン・ギスカンと申します。
いきなり何者?とお思いでしょうが真面目にこの休憩部の顧問を仰せつかり部長(うみこタン)を中心に部員の相談役と相成りました。
やや古風な口調で、性格はやや面倒、いちいちこだわりが強く、ひと事で言うなら変わり者の変態です。
それより私はなぜジン・ギスカンか?
何故、名前の由来に大意はないのですが、ブログはハンドルネームで投稿しよういうことなり、たまたま、ユニバーサルトラベルビューロー(略称:UTB)のメンバーは皆、焼き肉が好物で定期的に「和牛会」とやらをこっそり開催していることもあり、少々、いやいや、だいぶふざけてはいますが焼肉やその部位などをハンドルネームでやろうと発足メンバーで盛り上がり決まった次第で、それだけでございます。お許しください。
私はジンギスカン(羊のやき肉)をこよなく愛していることもあり、響きがよかった、「ジン」と一度切って「ギスカン」を呼んでみたら、その光景が真面目に、威風堂々とカッコイイ様が映りジン・ギスカンをハンドルネームをさせていただいた次第であります。
ジンこと、ジン・ギスカン!今後とも良しなにお願い申し上げます。
さて、本題でありますが、私が読んだ約1000冊以上の本の中からおすすめの名作、旅先や出張に一冊は持って行きたいおすすめ本をこの休憩部ブロブにてご紹介していきたいと思っています。
移動中スマホやiPadを見ている方が多い昨今、滞在中のホテルのロビーラウンジや部屋でのんびり寛ぐもよし、文庫の独特の世界観で日頃のストレスや仕事の疲れを癒してみては。
まず、どの作家、作品をご紹介しようか、、、やっぱり始めはこの方、船戸与一さんです。
私が一番好きな作家でジャンルは冒険小説です。私に読書の楽しさを教えてくれた作家です。
主な受賞歴は日本冒険家小説協会大賞を多数受賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞、山本周五郎賞、直木三十五賞と華麗なる経歴。
船戸与一さんの作品は異郷の地を日本人が放浪する物語が実に多い。
特に船戸与一さんの描く主人公にこの狭い日本が似合わないからかも知れませんし、主人公皆ただ一人の例外もなくはみ出し者だからかも知れないから、だって、圧制者や裏切り者、ゲリラ戦士、放浪の日本人、革命家、犯罪者、生きずらい世界や日本、悪と正義、ロマン、野望、男の生き様、死に様、どれをとっても現実離れしたあり得ないが、あり得えなくもないはみ出し者をカッコよく登場させている船戸与一さんの独特の世界観、ハードボイルドが魅力的だ。
そこで今回ご紹介する作品は「山猫の夏」
どう、もうタイトルからしてカッコよく、渋くないですか。
初めて作品に出合った時の衝撃、驚愕で何っていうか、この世界観、船戸与一さんこそはみ出し者のかも知れない。
あらすじ
舞台はブラジルの東部にある架空のエクルウという町。この町は昔から対立するアンドラーデ家とビーステルフェルト家の抗争により二分されていた。ある日、両家の息子と娘が駆け落ちし失踪した。その二人の追跡にビーステルフェルト家に雇われた”山猫”と名乗る日本人が現れてから、エクルウの町は流血の無法地帯と化しいく。
最後まで目が離せない、激しく戦い、血しぶきがあがり立ち上る血煙と汗には血を騒がせる刺激的な展開。いままでで読んだことがない気持ちが高揚しエキサイティングしていく、謎の山猫を名乗る弓削一徳が、いつ姿を現すかのスリリングな展開。そして劇的な結末に、、、
是非、南米三部作の第一弾「山猫の夏」を!
ただし、この本は休憩中厳禁です。
そろそろ、私、仕事に戻ります。
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